top of page

About

1for1Marathon

1for1マラソンには、ふつうのマラソンと違う「ルール」があります。

 

(クジなどで決めた)二人で一緒にスタートし、必ず一緒にゴールする

■ペースが遅いほうに合わせる(気づかいあえるといいですね)

■タイムを競わない。歩いても休んでも、どんなに時間がかかってもよい。

 

(「自分のペースが一番大事」という人は一般のマラソン大会に参加する)

 

 

 

 1for1マラソンは、運動不足の方、運動をしようと思っていても一人では踏み出しにくい方のために考案された、新しいルールのマラソンです。

 

 たとえば皇居一周は約5kim、運動習慣の少ない人にとっては「とても無理」と思ってしまう数字かもしれません。

 けれど、歩いても休んでも、そしてペースを同じくして同じように走り歩き、休んでくれる「誰か」と一緒なら、ゴールできるのです。

 

 1for1マラソンに参加された方には、長年ひきこもりや、メンタルの病気を患ってきた人も多く含まれています。

 けれど、このルールなら「完走」できます。

 毎回、スタッフが自転車でコースを回り、ランニング「ドクター(看護士)」を配置していますが、今までに脱落者は一人もいません。

 

 

 

「遅いほうに合わせて走ること」は、「体力のあるほう」にとっては、いつも一人で走っている時よりも、少し調子が狂ってしまうことがあります。

「体力のないほう」は、「合わせてもらって悪いのではないか」と(いつものクセで)感じてしまうこともあります。

 

 けれど「体力がないほう」が「体力があるほう」に合わせるよりも、「あるほう」が「ないほう」に合わせるほうが苦しくはありません。

 このマラソンの時間のあいだは、(まるで弱肉強食の「社会」のように)「弱いものが強いものに合わせる」のではなく「二人ともが無理なく走れる、よりゆっくりしたペース」を二人で模索して走りましょう。

 早いほうは、積極的に気づかって、遅いほうは、遠慮を捨てて自分のペースを伝えて。

 

 「二人で笑顔で完走」という目標のために。

 

 

参考:2010年度版「どうしてこのイベントをしようと思ったか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

1for1に参加して、変わりましたか?: 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2013年に参加した後、近くにあるサイクリングロードを、自転車でちょこちょこ走りにいくようになりました。
 

 マラソンに参加して、運動に対するネガティブな感情が無くなりました。
 10代後半に、ひきこもり更生施設に入れられ無理やりスパルタな運動をやらされていて、そこを出てからも思い出してしまって運動できなかった。

 でも参加して、拒絶的な感情から軟化して『まあ、やっても大丈夫だよなー』と感じて。
 運動した後は気持ち良いっていう、シンプルな部分を感じることができました」

 

- aki
2011・2013の2回参加)

 ツイッターで知って参加。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私はずっとひきこもりしてたけど『脳も所詮臓器の一部だから、体を動かすことで改善するんじゃね?』と思ったんです。
 初回の時は、走ることはできなかったので、歩こうと思ってジャージも無かったし私服で行きました。

 

 イベント後、何かはじめたいと思って、昔乗ってたバイクを復活することにしました。

あと基礎体力をつけるためにプールにも通いました。

 

 バイクを再開して、稼いでないのに乗っているという罪悪感があったからバイトをすることにしたんです。
 体力が大事と思っていたから、『運動になる仕事を』と思ってファミレスにして、最初は足に重りを付けて給仕していました。

 

 2回目の参加の時は、ちゃんとジャージで来たけど、まだ走ったり歩いたりしてましたね。
 それからファミレスの社員になって、5年くらい続けたけど、労働条件が酷くてやめて、今年から介護の専門学校に通っています。
 3回目は間があいたけど、今年参加して、きっちり走れました。」

 

- のり
(2008・09・13の3回参加) 

 

ひきこもり系SNSで告知を知る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2012年に参加したころは、家から駅まで15分歩くだけで、喘息が出てひーひー言ってたくらい体調がよくなかったんです。
 当時色々あってくよくよ落ち込んでいたんですけど、走ってみると頭や感情が整理されてくるな~って思いました。
 ペアは小学生の男の子で、何回も歩いたり休んだりして合わせてもらったけど、誰かと走ったり合わせてもらったりっていうのはいいよねって思いました。

 遅いほうに合わせるのが『ルール』になってるから、合わせてもらうのが申し訳ないなと思わないですむからだと思います。

 

でも『これなら誰かと一緒にスポーツしてもできる』なって感じました。
 
 その後、体調を整えて体力をつけ、2013年も参加してみたら、普通に5キロ走れたんです。
 『マラソンなら私でもできるスポーツだな』って思いました。
 『がんばったらいけるんちゃう?』と思って、その2週間後くらいに勢いで春のハーフマラソンに申し込んで走りました。」

 

-菅原りさ
(2012・13の2回参加)

 

チラシを見て参加。

bottom of page